キネシオロジー

知る人ぞ知る治療法 「筋肉」を通じて心と身体に改善をもたらすキネシオロジー

「筋肉」は潜在意識の情報を伝える微細なセンサー

私たちは、心の問題と身体の問題を切り離して考えがちですが、実は身体にアプローチすることで、心の問題を解決できる方法があります。それが、“キネシオロジー”です。

「キネシオロジー(kinesiology)」とは、
ギリシャ語のキネシス(kinesis)=「運動・動き」
ロゴス(logos)=「学問」を合成した言葉で、

本来は、医学を基礎にした身体の運動に関わる筋肉(解剖・神経・物理機能・生化学機能)を専門的に研究する学問のことを指します。
いわゆる治療法として知られている“キネシオロジー”は、米国のカイロプラクティックのひとつであるアプライドキネシオロジー(AK)から派生した「筋反射(筋肉反射テスト)」を使った代替療法の診断手法のことで、世界で200以上もの種類があると言われています。
運動を扱うもの、感情を扱うもの、脳を扱うもの、動きを扱うものなど、それぞれに特徴は異なりますが、すべてに共通していることは「筋肉」の反応をみる、ということです。
キネシオロジーにおいて「筋肉」は、私たち人間の潜在意識(深層心理)の情報を伝えてくれる非常に繊細なセンサーとなります。肉体的、感情的、エネルギー的といったさまざまなストレスに、反応し弱まるという筋肉の特性を利用して、筋肉の強弱や反応を調べながら心身の不調をトータルに改善します。
例えばキネシオロジーでは、交通事故なども肉体的なダメ―ジのみとは考えず、その時の感情的なショックや、内臓の収縮や、気の乱れなどのさまざまなアンバランスが複合的に起きていると考えます。
また同様に、心理的な問題も心の問題のみとは考えずに、内臓機能の低下筋肉の極度の緊張姿勢の変化といったさまざまなアンバランスが、そこに同時に起きていると考えます。
つまり、どんな症状が起きていたとしても、肉体的、心理的といった部分のみで見るのではなく、その人の状態をトータルに調べ、全体からバランスを改善していきます。

本当に必要なことがわかる「筋肉反射テスト」

心身のアンバランスを調べる際に用いられる「筋肉反射テスト」では、施術者(セラピスト)の経験やデータに依存することがありません。施術を受ける方の身体の筋肉を通じて、潜在意識の声を読み取っていきます。
ストレスを感じて、身体に力が入らない時は、筋力が弱っている状態です。
その反対に、健康で活力があふれている時には、筋力が強くなっており、自然と姿勢が伸び、元気に動くことができます。
身体のだるさや、シャキッとした感じも、実は筋肉の強弱が関係しているのです。この筋肉の強弱の変化は、ほんの少し嫌なことを思い浮かべたときや、身体に合わない食品を手にしたときにも起こります。
例えば、頭では食べたい!(顕在意識)と思っていても、身体は必要ない・控えた方がよい(潜在意識)と判断している食品があるとします。
すると、その食品を思い浮かべたり、手に取って”筋肉反射テスト”を行うと、腕に力が入らず、一定の位置をキープすることができなくなります。
筋肉に力が入らない(弱化する)という反応を通して、「今のあなたには、その食品は必要ない」という潜在意識の声を教えてくれているのです。
こうした筋肉の反応を、正確に、いつでも安定してキャッチできるようになると、心や身体にとって、何が必要か必要でないかを瞬時に把握できるようになります。
キネシオロジーは、施術を受けるだけでなく、自分自身で学ぶこともできます。心身のトラブルを自分自身で把握し、積極的に解消することができるひとつの有効な手段と言えます。

◆より詳しいキネシオロジーの情報はこちら
http://1kine.com/

こんな記事も読まれています