青い空とあるがままの自分

どんな経過をたどるのか(体験談) いつも不安【後編】

自己否定をやめたらすべてがポジティブに

女性・49歳。スピリチュアルカウンセラー。感受性が強く、母親との縁が薄かったこともあって、子どもの頃からいつも不安を抱えて過ごす。ネガティブなエネルギーの影響を受けやすく、それが心身の健康にも影響を与えていた。

まずは前編を読む

人生を他人任せにしない!という決意

生まれたときから感受性が強く、いわゆる霊感のある子どもでした。不安感の強い子ども時代を過ごし、家庭環境に恵まれなかったこともあって、10代の頃は毎日のように「金縛り」と「憑依現象」に悩まされ、ついには不眠症に。これがきっかけとなり、心身のバランスを崩してしまいました。人のネガティブなエネルギーの影響を受ける「霊障(霊的障害)」は日常茶飯事。人生そのものも苦労の連続で、何かにつけて自分を否定しながら生きていました。

そんなネガティブスパイラルから脱することができたのは、20代の後半になって、スピリチュアルな分野を真剣に学ぶようになってからです。それまでの私は、ネガティブなエネルギーを受けていることは分かっているのに、どうすれば良いのか分からず、まるでいじめられっこのようにひたすら我慢するだけ。あまりにつらいときは、除霊ができる人に頼って対処していました。でもそれは、人生を他人任せにしていることに他なりません。自分の人生をちゃんと生きようとするなら、心身の不調の原因をほったらかしにしたり、対処を人任せにするなどありえません。「これではいけない!自分を癒すのは自分なんだ」と気づいた瞬間、ネガティブなスパイラルが逆回転し始めたのだと思います。

心身の状態は自分の「在り方」の表れと気づく

「自分の人生をあるがままに受け入れよう、自己否定するのは金輪際やめよう」と、力むことなく思えるようになったことで、私の中で何かが大きく変わりました。気持ちが安定するようになったことで、それまで身体に出ていたさまざまな症状が改善されてきました。「どんな自分でも肯定する」と肚決めしたことで、逆に、良いことを「引き寄せる」ことが多くなった気がします。また、スピリチュアルな分野の学びを深めて、いまでは自分で霊的なものに対処やコントロールができるようになり、ネガティブなエネルギーに負けることはなくなりました。

一般的に、心の不調といわれるものの中でどのくらいの割合が霊障なのか、私には分かりません。もしかすると、ごく一部なのかもしれませんが、そんな経験をしている人もいるということ、そして、結局それは自分の心の在り方が引き寄せているのだということを、心に留めてもらえると嬉しいです。

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