2月に多い心の不調と原因は? 予防・改善のために摂るべき旬の食材は?【その1】

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この時期に起きやすい心の不調とその原因

暦の上では春が到来しているものの、まだまだ寒い日が続く2月。世の中は一大恋愛イベント「バレンタインデー」で盛り上がります。この流れに乗って楽しめる人や、逆にスルーできる人は良いのですが、そうでない人はストレスを感じやすい時期です。
こうした状況から引き起こされるメンタル不調が、「二月病」や「バレンタインうつ」と呼ばれるもの。「どうせ自分は愛されない」などと思い込んで落ち込む、孤独感や疎外感にさいなまれる、焦りや不安感を紛らわせるものに依存する、といったネガティブな心の状態が起きやすくなります。
また、寒さや日照不足からくる「冬季うつ」の症状が加わり、何もやる気がしなくなって引きこもる、1日寝ている、甘いものをドカ食いする、といった行動がみられることも。

不調を予防・改善する食生活

<積極的に摂りたい成分>
●セロトニンの原料となるトリプトファン
●トリプトファンの吸収に必要なビタミンB6
●メランコリックな気分を和らげるメチオニン
●メチオニンの合成に必要なビタミンB12
●ドカ食いを抑えるアルギニン

<おすすめの食材>

栄養成分通年食材この時期が旬の食材
トリプトファン豆腐、納豆バナナ、ピーナッツ(落花生)、牛乳、チーズ、ヨーグルト、卵、まぐろ、たら、すじこ、かつおぶし、豚レバーまだい、さば、にしん
ビタミンB6ニンニク、玄米、ピスタチオナッツ、バナナ、ナガイモ、アボカド、まぐろ、さけ、かつお、ぶり、鶏ささみ、鶏むね、レバーブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、白菜、菜の花、芽キャベツ、ダイコン、いか、ふぐ、ひらめ
メチオニンまぐろ、さけ、かつお、煮干し、貝柱、鶏むね、レバー、大豆、ゴマ、カシューナッツ
ビタミンB12ぶり、ぼら、さば、さんま、めばる、むつ、たら、しゃこ、あさり、あかがい、しじみ、はまぐり、とこぶし、牛レバー、卵、わかめ、あおさ、のりあんこう、ふぐ、かわはぎ、したびらめ、かれい、きびなご、わかさぎ、さより、いか、たこ、かに、かき(貝)、ほたて
アルギニン高野豆腐、油揚げ、ニンニク、ごま、うなぎ、鶏肉(手羽、むね、もも、ささみ)えび

※「通年食材」には、旬はあるけれど1年を通して手に入る食材を含みます。
太字はさまざまな栄養成分を含む、特におすすめの食材です。

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