キレる(間欠性爆発性障害)夫_ケース

間欠性爆発性障害/間欠爆発症(キレ症)の症状・特徴

【症状の具体例】間欠性爆発性障害/間欠爆発症(キレ症)となった夫

些細なことでムカつき、我慢できずキレてしまう。もともと短期な性格ではあったが、とくにこの数年はキレたときの状態のひどさが増してきた。職場では、上司や取引先からちょっと注意されただけで瞬間的に怒りが込み上げ、感情を抑えることができずに壁を蹴ったり、ペンを床に投げつけたりしてしまう。また、家庭では、妻に「最近、飲み会が多くない?」と言われただけで、妻が怯えて泣くほど怒鳴り散らし、大声をあげながら近くにあるものを手当たり次第に投げ捨てた。10分ほどすると、ハッと冷静になって自分のしたことをすごく後悔するのだが、カッとなると自分でもコントロールできない。妻にはひたすら謝るが、私の変貌ぶりに恐怖を感じて腫れ物に触るように接してくる。この前は、ついに別居を匂わせられ、このままでは結婚生活も危ういと感じている。

このように、些細なことがきっかけで突然激怒し、人や持ち物に怒りを爆発させてしまうこと、また、悪いと思うのにそれを制御できない状態は、「衝動制御障害」における「間欠性爆発性障害/間欠爆発症」に当てはまります。

間欠性爆発性障害/間欠爆発症の症状

間欠性爆発性障害/間欠爆発症に陥ると、普段は善良な常識人でありながら、何かのきっかけで突然怒りの感情に支配されてしまい、自分では抑えることができず、人や物を攻撃します。しかし、多くの場合、10〜20分ほどで潮が引くように症状はなくなります。男性ホルモンの分泌と関連すると言われ、若い男性に多い疾患です。周囲はもちろん本人も、間欠性爆発性障害/間欠爆発症の症状はその人の性格だと考えることが多く、その結果、社会不適合者の烙印を押されてしまうことも少なくありません。
間欠性爆発性障害/間欠爆発症の症状は、パーソナリティ障害のもつ攻撃性や衝動性とも類似します。その違いは、パーソナリティ障害が常日頃からイライラしたり、何かに対して怒りの感情を抱えているのに対し、間欠性爆発性障害/間欠爆発症は、キレるその瞬間まで本人がまったく怒りを抱えていない点です。そのため自分自身がいつどんな風にキレるのか、まったく予期することができず、キレたあとに大きな後悔に襲われます。

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