
間欠性爆発性障害/間欠爆発症(キレ症)のセルフチェック
間欠性爆発性障害/間欠爆発症(キレ症)
自己診断(セルフチェック)
1. 以下のいずれかの行動が突発的に起こり、自分でも制御できない状況が何度も起きる。
A 身近にいる動物や他者に対して、理不尽な非難をしたり罵声を浴びせるなど、言葉での攻撃を行うことが週2回ほどのペースで起こり、それが3ヵ月以上続いている。
B 自分の持ち物を衝動的に壊したり、動物や他者に怪我を負わせことが1年の間に3回起きている。
2. 上記1の症状が起きている人物は6歳以上である。
3. 1の状況では、原因はささいなことでも烈火のように激しく反応してしまう。
4. 1の状況は、特にストレスが溜まっていなくても突発的に起きる。また、攻撃や破壊をすることで自分を有利にしようとする意図はない。
5. 1の状況が起きるのは本人にとっても辛い。また、仕事や人間関係、家計などの維持が困難になる可能性が高い。
上記の1~5のすべてに該当する場合は、間欠性爆発性障害/間欠爆発症(キレ症)の疑いがあります。
間欠性爆発性障害/間欠爆発症(キレ症)のDSMにおける最新情報
第4版では、間欠性爆発性障害は「他のどこにも分類されない衝動制御の障害」という大分類に含まれていましたが、第5版では「秩序破壊的・衝動制御・素行症群」の中に含まれています。この「秩序破壊的・衝動制御・素行症群」には、間欠性爆発性障害のほかに、反抗挑戦性障害、素行症、放火症、窃盗症が挙げられています。
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