強迫性障害に悩む姿_チェック

心の病気の症状別自己診断(セルフチェック) 強迫性障害

強迫性障害

自己診断(セルフチェック)

1. 特定の思考や衝動・イメージがふいに頭の中にあらわれ、そのことに強い不安や苦痛を感じる。また、そのような状態を、無視したり、抑え込もうとしたり、ほかの行動(手を洗うなど)をして気持ちを落ち着かせることがある。

2. 手を洗う、確認する、数を数えるなど、特定の決まりに従って繰り返し行動せずにはいられないが、そのような行動があまり意味のないことを自覚している。

—————————————————————

質問1と2のいずれかが「はい」の場合のみ、次の質問に進んでください。

3. 1や2のようなことに1日1時間以上の時間をかける。

4. 1や2のようなことにより、肉体的・精神的な苦痛が実際にある。または、学業や仕事などの社会生活に重要な支障がある。


上記の1または2に該当し、なおかつ3、4の両方に該当する場合、
「強迫性障害」の疑い
があります。

 

DSM 改訂第4版から第5版への変更点の概略

DSM第4版では同じ分類だった「強迫性関連障害」と「不安障害」は、第5版では区別され、それぞれ独立した分類となりました。さらに、第4版ではチェックの対象となっていた病識(自分の強迫観念・強迫行為をどの程度認識しているか)については、第5版ではチェックの対象としていません。しかし、「適正な洞察→乏しい洞察→洞察の欠如→妄想的確信」といったように、症状のレベル評価に使われています。

なお、第5版の強迫性障害には、以下の精神疾患が含まれています。
●強迫性障害
●身体醜形障害 ※身体表現性障害から移項
●自傷性皮膚障害・皮膚引っ掻き症
●抜毛癖
●溜め込み障害
●物質・薬物誘発性強迫関連障害 ※物質誘発性不安障害から移項
●身体疾患による強迫性関連障害 ※一般身体疾患による不安障害から移項
●他で特定される強迫関連障害
●特定できない強迫関連障害

「DSM」とは何か?知りたい方はこちら

 

次に、強迫性障害の改善ステップ を読む

または、強迫性障害のケーススタディ を読む

こんな記事も読まれています