間違っているのに正しいと感じる理由
私たち人間は誰もが「兵士」と「斥候」という
2つのマインドセット(考え方の傾向)を持っていると、ジュリア・ゲレフ氏はいいます。
そして、よい判断や的確な予測、優れた決断などを行うためには、
自分自身がどちらの考え方をしているかということが大きく影響してくるというのです。
彼女は、19世紀のフランスで起きた歴史的なスパイ冤罪事件を取り上げ、
人間の深層心理で起きている自動反応的な「兵士」の考え方が、
真実ではないものを、あたかも真実であるかのように感じさせ、
実際にそのように行動させることを見せてくれます。
また、もう一方の「斥候」の視点こそが、
私たち自身が、人生をよりよく生きる上で不可欠な
物事をあるがままに、明快に見通す力となることを示してくれます。
「斥候」の視点は、頭の良さや知識の多さに関係ないのだそうです。
彼女は、私たちの誰もがこれを学び取り入れる必要があることを、
分かりやすく明快に教えてくれます。
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ジュリア・ゲレフさんのTEDでのプレゼン
「間違っているのに正しいと感じるのはなぜなのか」