カメとクローバー

多くの成功者の苦難に満ちた驚くべき履歴

ここに2つのタイプの履歴書があります。
1つは、一流大卒のエリートで完璧な履歴書
もう1つは、二流大卒で転職歴多数、変わった職歴も書かれた履歴書
いわば「パーフェクトな肩書」と、「苦難・障害の多い肩書」です。
あなたが人事担当者だったら、どちらを採用するでしょう?

レジーナ・ハートリー(Regina Hartley)氏は、ある企業で人事の仕事をしています。
彼女は自身の仕事や出会いを通じて、1つの共通点を見つけました。
それは、「成功した実業家や優れたリーダーの多くが、
若いころに苦難の経験をしてきている」ということです。
「貧困」「親による育児放棄」「子供の頃の両親との死別」
「学習障害」「アルコール依存症」「暴力」など。
それらは、心に傷(トラウマ)を残し、人生を困難にするような経験ばかりです。
ところが最近の研究では、苦難やトラウマはマイナスの影響だけでなく、
プラスの影響があることが分かってきたのだそうです。
つまり、逆境などの苦難や最悪の状況においても、
人は成長し、変わりうるというのです。

どんな逆境の中にいても、その状況を受け入れ、
そこでできる最善を尽くすことによって、
道が拓かれ、結果として、順風満帆に生きていたら手にできないような、
たくさんの貴重な経験や能力を得ていくことができるのだといいます。

レジーナ・ハートリー氏のTEDでのプレゼン
「最高の人材の履歴書が必ずしも理想的でない理由」

 

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