「はみ出し者」であることの美しさ
「はみ出し者」とはどういうことなのでしょう。
それは、周りの環境に適応できず、馴染むことに失敗する人ということ。
彼女は、人生で起きたたくさんの挫折や辛い経験を通じて、
どう生きていけばよいかわからなくなっていたといいます。
そして、結果として、すべての役割に馴染むことに失敗していました。
だから、幸せになるチャンスが目の前に訪れた時も、
そのチャンスを受け取り、ただ、流れに乗ればいいだけなのに、
心の中の何かが邪魔をして、気持ちや頭がついてきてくれず、
そのときは、素直に受け取ることができませんでした。
それでも彼女の中の希望の光は、小さいけれども消えることなく灯り続けました。
このときから、チャンスを現実のものとするのに、10年かかったと彼女は言います。
時間はかかったけれども、彼女は決して諦めなかったのです。
長く続いた、辛く苦しい葛藤の中でも自分に負けることなく、努力を続け、
彼女は希望の光をつかみ取りました。
苦難の人生の中でもがき苦しみ、それを乗り越えた
彼女だからこそ語ることのできる言葉で、
同じように人生の中で葛藤する人々に語りかけます。
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リディア・ユクナヴィッチさんのTEDでのプレゼン
「はみ出し者であるということの美しさ」