5月に多い心の不調と原因は? 予防・改善のために摂るべき旬の食材は?【その2】

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この時期に起きやすい心の不調とその原因

新年度の始まりから1か月ほど経つと、新しい環境に慣れてくる一方、ストレスが続いて蓄積した肉体的・精神的疲労の影響が出てきます。その結果、自分でも理由が分からないままに、気分が落ち込む、意欲が湧かない、眠れない、だるい、会社や学校へ行けない、といった症状が現れることが。これが「五月病」です。真面目で自己肯定感が低い人がなりやすいと言われ、「気持ちの問題」と軽く考えられる場合も少なくありませんが、放置すると症状が長期化・深刻化することもあるので早めのケアが必要です。

不調を予防・改善する食生活

<積極的に摂りたい成分>
●気持ちを前向きにするセロトニンの原料となるトリプトファン
●セロトニンの合成に欠かせないビタミンB6
●トリプトファンを脳へ効率的に運ぶ炭水化物
●心身にストレスがかかると大量に消費されるビタミンC

<おすすめの食材>

栄養成分通年食材この時期が旬の食材
トリプトファン卵、豆腐、納豆、チーズ、ヨーグルト、牛乳、まぐろ豚レバーバナナ、ピーナッツ
ビタミンB6まぐろ、さけ、鶏ささみ、豚レバーバナナニンニク、カブの葉、ピスタチオナッツ、焼きのりタケノコ、かつお
ビタミンC赤ピーマン、ブロッコリー、キウイ、イチゴキャベツジャガイモキウイ
炭水化物玄米、ライ麦パン、全粒粉パスタ、ジャガイモ、サツマイモ

※「通年食材」には、旬はあるけれど1年を通して手に入る食材を含みます。
 太字はさまざまな栄養成分を含む、特におすすめの食材です。

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