6月に多い心の不調と原因は? 予防・改善のために摂るべき旬の食材は?【その1】

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この時期に起きやすい心の不調とその原因

新年度が始まり、ゴールデンウィークも過ぎて、世の中が落ち着く頃に陥りやすいのが「六月病」。「五月病」と同様、環境変化に適応できずに起こるメンタル不調です。
症状も五月病と同様ですが、実態としては、新入社員研修を終えて配属されたばかりの社員に多い「時期がずれた五月病」もあれば、5月を我慢で乗り越えた結果「こじらせてしまった五月病」もあります。後者は、新入社員はもちろん、昇進で強いプレッシャーを感じたり、不本意な異動でモチベーションを失ったりした人なども陥りやすいケースです。
また、6月は祝日がなく、適切に気分転換や休養を取りにくいことも、六月病に影響していると言われています。

不調を予防・改善する食生活

<積極的に摂りたい成分>
●気持ちを前向きにするセロトニンの原料となるトリプトファン
●セロトニンの合成に欠かせないビタミンB6
●トリプトファンを脳へ効率的に運ぶ炭水化物
●心身にストレスがかかると大量に消費されるビタミンC
●梅雨の日照不足を補うビタミンD

<おすすめの食材>

栄養成分通年食材この時期が旬の食材
トリプトファン卵、豆腐、納豆、チーズ、ヨーグルト、牛乳、まぐろ豚レバーバナナ、ピーナッツ
ビタミンB6まぐろかつお、さけ、鶏ささみ、豚レバーバナナキャベツ、ピスタチオナッツ、焼きのりモロヘイヤニンニク
ビタミンC赤ピーマン、ブロッコリーキャベツ、ジャガイモ、キウイ、イチゴモロヘイヤ、ツルムラサキ
ビタミンD鮭、干し椎茸、マイタケ、さわら、しらすいわし
炭水化物玄米、ライ麦パン、全粒粉パスタ、ジャガイモ、サツマイモ

※「通年食材」には、旬はあるけれど1年を通して手に入る食材を含みます。
 太字はさまざまな栄養成分を含む、特におすすめの食材です。

Photo credit: nofrills on Visualhunt

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