5月に多い心の不調と原因は? 予防・改善のために摂るべき旬の食材は?【その1】
#眠れない #夜中に目が覚める #朝起きられない #だるい
この時期に起きやすい心の不調とその原因
ゴールデンウイークで始まる5月は、「社会的時差ぼけ」による睡眠障害が起きやすい時期です。社会的時差ぼけとは、平日と休日で生活リズムが大きくズレてしまうこと。起床時間や睡眠時間は、平日は通勤・通学・家事などでコントロールされていますが、休日はこうした制約がないため不規則になりがちです。夜眠れない、夜中に目が覚める、朝起きられない、日中にだるさや眠気を感じる、といった睡眠障害の症状が出ることも。さらには、認知機能にも影響するという研究結果も出ています。
不調を予防・改善する食生活
<積極的に摂りたい成分>
●睡眠を促すセロトニン、メラトニンの原料となるトリプトファン
●トリプトファンの吸収を促すビタミンB6
●寝つきを良くするビタミンD
●心身をリラックスさせるGABA
<おすすめの食材>
栄養成分 | 通年食材 | この時期が旬の食材 |
---|---|---|
トリプトファン | 卵、豆腐、納豆、チーズ、ヨーグルト、牛乳、まぐろ、豚レバー、バナナ、ピーナッツ | |
ビタミンB6 | まぐろ、さけ、鶏ささみ、豚レバー、バナナ、ニンニク、カブの葉、ピスタチオナッツ、焼きのり | タケノコ、かつお |
ビタミンD | 鮭、うなぎ、さわら、しらす、あん肝、干し椎茸、マイタケ | まいわし、にしん |
GABA | カボチャ、キノコ類、ブドウ、ミカン、納豆、キムチ、発芽玄米、チョコレート | トマト、アスパラガス、ナス |
※「通年食材」には、旬はあるけれど1年を通して手に入る食材を含みます。
太字はさまざまな栄養成分を含む、特におすすめの食材です。