4月に多い心の不調と原因は? 予防・改善のために摂るべき旬の食材は?【その1】

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この時期に起きやすい心の不調とその原因

新年度が始まる4月は、気分が一新する一方でストレスも多い時期。特に、入学、進学、入社などライフステージの変化に伴う社会的ストレスは、心に大きな影響をおよぼします。慣れない仕事や日常生活、新しい人間関係に強い不安を感じて情緒不安定になったり、一刻も早く慣れなければと焦りを感じたりする人は少なくありません。うまく環境に馴染めないと、抑うつ、不眠、食欲不振などに悩まされたり、学校や仕事へ行こうとすると頭痛や腹痛が起こるといった身体症状が現れたりすることも。

不調を予防・改善する食生活

<積極的に摂りたい成分>
●不安感を和らげるポリフェノール、テオブロミン
●焦燥感を抑えるトリプトファン、酢酸リナリル、リモネン
●気持ちを明るくする葉酸、トリプトファン、ビタミンB6、鉄
●食欲を高めるカプサイシン、ショウガオール、クミンアルデヒド
●眠りを促すトリプトファン

<おすすめの食材>

栄養成分通年食材この時期が旬の食材
トリプトファン豆腐、納豆、チーズ、ヨーグルト、牛乳、豚レバー、バナナ、ピーナッツ卵、たい
ビタミンB6ニンニク、まぐろ、さけ、鶏ささみ、鶏むね肉、焼きのり、ビスタチオ
葉酸焼のり、枝豆、ブロッコリー、ホウレン草、いくら、レバーニラ、アスパラガス
鉄分煮干し、レバー、赤貝、小松菜、枝豆、水菜あさり、ほたて、ほっき貝、
ポリフェノールココア、チョコレート、バナナ、ブルーベリー、春菊、納豆
テオブロミンココア、チョコレート
リナロールカモミール、ラベンダー、クラリセージ、ベルガモット
リモネンオレンジ、グレープフルーツ、レモン、ユズ、ライムなどの皮部分
カプサイシン唐辛子、ラー油

※「通年食材」には、旬はあるけれど1年を通して手に入る食材を含みます。
 太字はさまざまな栄養成分を含む、特におすすめの食材です。

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