「逃げても大丈夫だよ」と言ってもらえる本。 『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』【おすすめ本紹介】
逃げたい、と思ったことがありますか。
そのとき、どうしましたか。
逃げずに立ち向かいましたか。
移動して、新しい場所を見つけましたか。
「逃げても大丈夫だよ」と言ってもらえなくて、
生きることが苦しいと感じている人がいます。
大変な状況に置かれたとき、同じひとりの人でも、
「よし、頑張ろう」と思って踏ん張れるときもあれば、
心がつらくて、考えることすらやめたくなるときもある、
それは人のひとつの側面ではないでしょうか。
いつでも、どこで生きても大丈夫です。
どのように生きたって大丈夫です。
なにも心配することはありません。
このミニ・フォトブックは、そのことを思い出させてくれます。
幼い子供の「なぜ?」「どうして?」に応えつづけるように、
“生きる意味とは”という問いへの答えと、その答えから生まれる
“新たな問い”に答え続ける言葉のリレーが、
力いっぱい生きる人々の写真とともに、
生きることに対する「なぜ?」に応えてくれます。
自分のいちばんの理解者でありたい、自分へ。
ちょっと気がかりなあの人へ。
そっと手渡したい一冊です。
たかのてるこ『逃げろ 生きろ 生きのびろ!』テルブックス刊 550円(税込)
https://www.amazon.co.jp/逃げろ-生きろ-生きのびろ-たかのてるこ/dp/4991023815/
筋肉質の猫と、人を育て中のライターです。当サイトプロジェクトリーダーでもあります。大切にしている言葉は、祖父から教わった「足るを知る」です。イラストは祖母がデザインしたもので「人生には笑顏も涙もあるけれど、笑顏のほうが少したくさんだといいよね」という意味が込められています。