書籍『私たちは子どもに何ができるのか ─ 非認知能力を育み、格差に挑む』の紹介【おすすめ本紹介】
日本の子どもの貧困率はどれくらいだと思いますか?
「平成28年国民生活基礎調査」によると、日本の子どもの貧困率は14%。7人に一人の子どもが貧困ライン以下の生活をしているそうです。しかし、周囲からその状況は見えづらいのが特徴です。そのような家庭では、親の健康状態や気持ちなどの問題のため、子どもへのコミュニケーションが不足することがより多く、またそれに誰も気づかない、ということが起こっています。
それは非認知能力が育まれていないことで、その子自身のその後の生活を貧困に方向づける可能性が大きくなる、ということにつながっています。
そのような可能性のある子どもたちに私たちができることはあるのでしょうか、あるとしたらそれはどのようなことなのでしょうか?そのヒントのいくつかがこの本に書かれています。
ほんの小さな働きかけが、大きな変化を引き起こします。
あなたという一人の人の働きかけが、誰かの人生を豊かなものに変えることになるかもしれません。
『私たちは子どもに何ができるのか ─ 非認知能力を育み、格差に挑む』(著)ポール・タフ,(訳)高山 真由美 英治出版 1,760円(税込)
夫と2人の息子がいます。最近小さい庭の畑での野菜作りにはまっています。昔はサボテンを枯らしてしまうようなタイプでしたが、変われば変わるものです。よく考えずに生きていた部分が多く、突っ込まれどころ満載。義母と同居・介護(入院→施設となったので、自宅介護ではありませんが)の経験あり。