書籍『いのちの輝き』【おすすめ本紹介】

「オステオパシー」という療法をご存知ですか?

オステオパシーとはギリシャ語で「骨」を意味する「オステオ」、
「病・療法」を意味する「パソス」からなる造語です。
生命を「身体・心・魂」の3つからなるものとしてホリスティックに捉え、
主に、その生命を支える骨(=生命体の構造)に手技をもって働きかけ、
全体の循環を取り戻すことで、身体本来が持っている自然治癒力を助ける療法です。

そのオステオパシー医※であるロバート・C・フルフォード博士が、
長年に渡る施術を通して、鋭く深く追求し捉えた、高度で深遠な生命のありようを、
専門用語を使わずに、実にわかりやすい言葉で解説した本書は
生命について、そして健康について新しい視野をもたらし、
さまざまな身体の不調を改善するヒントを与えてくれることでしょう。

また、博士の自伝とも言えるこの書は、博士の不屈のストーリーを通して
逆境にあっても自分が素晴らしいと思うものを信じ生きる勇気と
それを貫くことでもたらされるものの偉大さを教えてくれるものでもあります。
まさに「いのちの輝き」とは何かが凝縮された1冊です。

※アメリカではMD(メディカルドクター:西洋医学ドクター)と同様の医療行為が認められている(Doctor of Osteopathy:DOと呼ばれる)。

 
『いのちの輝き』(著)ロバート・C・フルフォード&ジーン・ストーン,(訳)上野圭一 翔泳社 1,650円(税込)

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