笑いながら哲学 ── 世界一おもしろい、哲学を使った「絶望からの脱出」!【おすすめ本紹介】
「どうせ、自分のことは誰も分かってくれない」
「将来に希望がもてない」
「仲間と一緒にいても、孤独感が消えない」
「生きている意味が分からない」
「毎日、死ぬことばかり考えてしまう」
そんな生きづらさや孤独感を抱えていませんか?
そして、その不幸な感覚の奥に、
「もう、このつらさとは決別したい」という思いはありませんか?
もし、心のどこかに少しでもその思いがあるならば、
この本は、一読の価値があるかもしれません。
著者の苫野一徳さんは、
物心ついた頃からの孤独感や7〜8年にわたる躁ウツを
哲学によって脱出した方です。
この本では、どのような哲学的思考によって、
どのように心の問題が解消されていったのかを
ご自身のエピソードを通して語ってくれています。
哲学?
難しそう。
面倒くさそう。
今、そんな言葉が頭をよぎった方、どうぞご安心ください。
苫野さんは、とても身近な言葉と表現で
過去の哲学者たちの考え方や知恵を語ってくれます。
そして何より、苫野さん自身のエピソードが、本当におもしろいのです!
(当時のご本人の苦しみは、かなり切実だったはずですが…)
笑いあり、納得ありで、読み進めるうちに
自分の人生を難しくしている「何か」の正体が分かってくるかもしれません。
不幸の本質が分かり、不幸から抜け出しやすくなるかもしれません。
そして、きっと、
「自分はこういう人間だ」「これが真実だ」といった思考や観念が崩れ去った先に、
希望に満ちた新しい世界が広がっていることに気がつくことでしょう。
- いやしと育み
- いやしと育み, 子どもの頃から哲学者, 希望, 絶望