パリ「奇跡のメダイユ教会」のご紹介
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パリに旅行することになったら、ぜひ訪れてみてほしい教会「奇跡のメダイユ教会」。ここは、苦しんでいる貧しい人に仕えるため1633年に組織された「愛徳姉妹会」の本部があり、世界中から敬虔なキリスト教徒が礼拝に訪れる神聖な教会です。
「メダイユ」とはメダルのこと。メダイともいいます。1830年、パリの貧しい人々がコレラに苦しんでいた時、この教会のある修道女がマリア様からの啓示を受けてメダイを作り人々に与えました。このメダイを持つと幸福になるといわれ、今ではメダイを求める観光客も多く訪れます。
私は2018年にパリ旅行でこの教会へ行きました。
多くの人で賑わうパリの老舗デパートの向かいにその教会はあります。そうと知っていなければここが教会の入り口とは気づかないような、質素な小さな入り口です。
門をくぐると、空気が一気に変わるのを感じました。
礼拝堂へと続く通路に立つ司祭の像を見た瞬間に「慈愛」という言葉が浮かび、急になにかこみ上げてきて泣きそうになりました。通路を歩き進めるに従って空気が濃くなり、どんどんなにかに包まれていくような感覚に包まれます。
促されてしんとした礼拝堂の中に入って祭壇を目にした瞬間、涙腺が崩壊しました。
真剣に祈りを捧げているシスターやキリスト教徒の人たちに配慮しながら後列の長椅子に腰を下ろしたのですが、涙が止まらなくて、口にハンカチを押し付けて必死に嗚咽をこらえたほどでした。
悲しいとか嬉しいとか、そういった感情を一切伴わない涙です。何かが心の琴線に触れたというのか、慈愛にあふれたエネルギーを感じて、とにかく涙が溢れて溢れて止まらない。すごい体験でした。
礼拝堂の前にある小さなお店で、メダイを購入することができます。
物価が高いパリですが、ここで販売されているメダイは実にリーズナブルなこともまた、今でも教会が利益を求めず真に人々を救う目的で扉を開いていることを確信させます。
メダイはネットで高く売買されているようですが、自分で現地で購入するか、人からもらったものでないとご利益がないそうなので、大切なひとへのお土産におすすめします。
広告制作会社で働く、二人の娘を持つワーキングマザー。お母さんクリエイターを応援する「HAGUKUMIクリエイターズプロジェクト」にも参加しています。縁つながるひとびとの笑顔をつくっていきたいです。